みんなの住まい

データで分かる流山市の街力。子育てファミリーに人気の秘密を大調査!

住まいを選ぶときの基準は人それぞれ。憧れや利便性も大事ですが暮らしやすさを決める要素は、ほかにもあります。今回は子育てしやすい街として注目を集める「千葉県流山市」の住みやすさを、データに注目して考えてみます。

物件情報だけでは分からない、住みやすさはどうやって知る?

マンションの購入を考えたとき、立地選びに悩む……という方も多いのではないでしょうか。立地条件には、生活・交通の利便性はもちろん、自然環境、防犯などの要素も関わっています。長くその場所に住むことになるのだから、その街がどのような土地であるのか、周りにはどんな施設がありどんな環境で過ごせるのかを知ることが必要です。

たとえば、ファミリーの場合は、街がどのような世帯で構成されているのか、自治体の財政が健全であるか、子育て環境が充実しているかなど気になりませんか。自治体の健全性を図る目安となる「行政指標」、保育所への入所のしやすさを計る目安となる「待機児童数」、犯罪などにおいての地域の安全性を図る目安となる「治安情報」などは前もって確認しておきたい事がらです。

人口増加数、増加率1位! 特に30歳代の子育て世帯が流入

流山市人口構成の変化

流山市人口増加中 (http://www.city.nagareyama.chiba.jp/appeal/1003878/1003882.html)

まずチェックしたいのが、流山市を構成している人口です(※1)。平成29年には、平成23年と比べて人口が約1.6万人も増えています。年齢別人口で見ると、30~40歳代のボリュームが最も多く増えていることが分かりました。併せて、4歳以下の子どもの数も増加中。合計特殊出生率は、全国平均が1.44に対して、流山市は1.57と高くなっています(平成28年現在)。

人口増加が続く流山市では、平成28年中の人口増加数は4,389人で千葉県内第1位。人口増加率は2.5%で2年連続の第1位です。(平成30年1月現在)。

(※1)流山市>流山市の常住人口(流山市HPより)

日本全体で少子高齢化が進んでいると言われている中で、なぜ流山市は人口が増え続けているのか、理由を探ってみました。

住環境の充実。共働きの子育てファミリーをサポート

「おおたかの森送迎保育ステーション」送迎風景(画像提供:流山市)

答えは、流山市が共働き子育て世代をターゲットとして、子育てと教育環境の整備に取り組んできたことにありました。たとえば、「駅前送迎保育ステーション」は、駅前にあるステーションまで子どもを連れていけば、バスで保育園まで送迎してもらえるサービス。元々は待機児童を減らすために始まった取り組みでした。こちらを利用すれば、自宅から離れた保育園にも通わせることができるので、保育園の選択肢が増えます。

子どもが小さい家庭にとって、保育園への入所のしやすさも気になるところ。そんなとき、待機児童数についてのみ調べるのではなく、保育園の増園や定員数まで見ると、解消に向けての自治体の努力が見えてきます。

流山市の保育園の定員数は、公立と私立合わせて平成24年4月は2,331人でしたが、平成29年4月には4,706人と約2倍に増えていました(※2)。

(※2)流山市>保育定員数表 (流山市HPより)

待機児童数を減らし、保育園の質を高めるための政策が今後も続く流山市。手厚い育児支援がある街に住めば、共働き世帯も安心して子どもを育てることができそうですね。

安心して遊べる、住んで満足のまち

春は桜の名所としても親しまれている流山市総合運動公園

子どもを健やかに育てるには、安心して遊ばせられる場所も必要です。千葉県内には都市公園が6,852箇所あります。流山市には337箇所、県内では8番目に公園数が多い都市なので、毎日のお散歩や公園遊びには困りません(平成28年3月現在)。(※3)自然が身近にあるエリアでの子育てを楽しめそうです。

(※3)千葉県>みどりの現況値 (千葉県HPより)

立地条件の中でも、見逃せないのが「安心・安全」の観点です。子どもを育てる上で、治安の良さや安心・安全な環境は必須です。平成28年中の流山市内の犯罪発生状況は、1,334件。平成16年中の3,321件から大幅に減っていました(※4)。流山市では「自らのまちは自らの手で守る」をモットーに、地域の方々が防犯活動を行っています。地域住民の防犯意識の高さが、治安の良さへとつながっているようです。

ほかにも、近所の方と日頃から良い関係を築いておくことは、子ども達、そしてパパ・ママに安心感が生まれます。安心・安全な毎日のために必要なことと言えそうですね。

(※4)流山市>流山市内の犯罪発生状況まとめ (流山市HPより)

流山市では、市民への「ながれやままちづくり達成度アンケート」(※5)を実施しています。「あなたは、市内の駅や道路や施設等が、バリアフリーになっていると思いますか」の質問には、51.6%が「なっている」「どちらかといえばなっている」と回答。また、「流山市内は、子どもたち(主に小・中学生)が健やかに育つ環境が整っていると思いますか」には、53.7%が「整っていると思う」「どちらかといえば整っていると思う」と答えています。

流山市のように子育てファミリーが多く住むエリアでは、道路などが広く整備され、ベビーカーや車椅子でもでかけやすいまちづくりが整っている傾向にあります。

さらに、「あなたは、流山市の子育て支援サービスにより、子育ての不安や負担が軽減されていると感じますか」には、72.9%が「そう思う」「どちらかといえばそう思う」と回答。「あなたは、これからも流山市に住み続けたいですか」にはなんと、81.5%が「ずっと住み続けたい」「当分は住み続けたい」と肯定的に答えていました。子連れファミリーが住むのに良質な環境が整っている流山市、行政の取り組みが評価され暮らしやすさが認められています。今後も流山市に住む魅力はますます高まっていくことでしょう。

(※5)流山市>平成28年度ながれやままちづくりアンケート結果 (流山市HPより)

パパ・ママが安心して外出できる。広がるコミュニティ

住んでいる地域が子育てに理解があるかどうかも気になるところですね。流山市では赤ちゃんと一緒に外出しやすい環境を作るため、おむつ替えや授乳ができる「赤ちゃんほっとスペース」を設置。市役所、ショッピングセンター、銀行など市内62箇所に設置されています(※6、平成30年1月現在)。お出かけ前にチェックして行けば、安心してお出かけできますね。

(※6)流山市>赤ちゃんほっとスペース (流山市HPより)

森のナイトカフェ(画像提供:流山市)

また、ファミリー層の増加に伴い、子育て中のパパ・ママが参加できる多彩なイベントも開催されています。8月に開催される「森のナイトカフェ」は、いつもは自宅にいる夜も子どもと外に出て、お酒やグルメ、おしゃべりを楽しもうというイベントです。「そのママ夜会」というママのための交流会では、好きなドリンクを片手に情報交換を行っているのだとか。相談できる顔見知りが増えれば、子育てがより楽しくなりますね。

イベントに訪れる人は年々増えて、平成24年度は37,065人だったのが、平成29年度は52,500人にまでなりました(※7)。イベントに参加した人達がつながり、新しいコミュニティができ、街の活気を作り出す……新しい街づくりに参加したい方や、人とのつながりを大切にしたいファミリーの注目を集めていそうです。

(※7)流山市>マーケティング課 (流山市HPより)

ほかにも、流山市では、ほぼ毎日イベントが開催されています。子育てファミリーが多くいる地域は、親子で参加できるワークショップなどが多く催されるのかもしれませんね。興味がある方は市のHPを確認してみてください。

ファミリー世帯が多く、子育て支援が整っている。さらに安心して遊べる公園やイベントが豊富で住む人の満足度が高いなど、さまざまな魅力がある流山市。統計データから住まい選びを考えるといつもとは異なる視点を持つことができますね。家族のライフスタイルを実現するため、人生を楽しむために、住まいを選ぶ際は自治体の動きや住環境まで幅広くチェックしてみてはいかがでしょうか。

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