みんなの住まい

「丁寧な暮らし」の秘訣は3つ。人気インスタグラマーが教える収納術

忙しい毎日の中でも、心に余裕を持って生活する“シンプルで丁寧な暮らし”がInstagramでトレンドになっています。「#丁寧な暮らし」「#暮らしを整える」などのハッシュタグと共に収納方法や掃除のコツなどの投稿が60万件以上もあるのです。

そんなハッシュタグの投稿に沿った暮らしをしているのが、人気インスタグラマー「@pote.pote.pote」(naomi)さん。Instagramで具体的な収納方法や収納上手になれるアイテムを詳しく紹介しています。今回はnaomiさんに、簡単にできる収納術やライフスタイルについて教えていただきました。

お話を伺った人:naomiさん

ご主人と2人暮らし。掃除がしやすいようにものをあまり置かないように気を付けているそう。整理収納アドバイザーの資格を生かした収納のコツとご夫婦の日常生活が垣間見れる投稿が人気。



いつ使うか、どうやって使うか考えることはシンプルライフの近道

【ポイント1】「六何の法則」を考えた収納

居心地の良い部屋を作るとき、「六何(ろっか)の法則」を考えています。これは、インテリアや収納に迷ったとき「5W1H」を選定基準にすることを指しています。いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どのように使うのか、という動線が大切なんです

具体的に、実践している六何の法則をお伝えしますね。我が家はリビング先にバルコニーがあるので、洗濯物を干してから、畳むのはリビングでやることになります。そのため、リビングのテレビ台下にハンガーや洗濯ばさみを収納しているんです。このように自分の生活動線を考えて、それに合わせて収納プランを組み立てると無駄がなくなります。片付けが効率良くできるので、寝る時間が早まったり、他に自由に使える時間が増えました。

また忙しい朝に「あれが無い」「これが無い」と言って探していると時間が無駄ですし、忘れ物をしてしまったりしますよね。主人のクローゼットは、開けたらそこですべて支度が完結できるようになっています。必要なものはクローゼット内で収まるように心がけています。洗面所もお互い使うものを別々の場所に置き、ケースにはストック品も入れて管理しやすくしています。

左:洋服以外に、マスクや読みかけの新聞までもひとまとめに 右:ケースを置いておけばストック品も管理しやすい

キッチンはものが多いので、シンクやコンロ周りなど場所ごとに使うものを収納しています。夕食後、余ったものを保存するのに使用頻度の高い短いラップはシンクの下に置いて、あまり使わない長いラップはシンク後ろの棚に置いています。お米も研ぎやすいように、シンクの下に置いているのも家事動線の一つです。

左:使う場所を考えて配置 右:お米は研ぎやすいようにシンクの下に

【ポイント2】本当に必要? 決め手はライフスタイルに合っているかどうか

Instagramをチェックして、素敵だなと思ったアイテムを取り入れたこともありましたが、結局使わないということが度々ありました。私は、小物やお花をたくさん置いてしまうと、掃除するときに埃を取るのが面倒だと感じるので、テレビの横だけなど場所を決めて、ものを置いています。空いたスペースに棚を置こうとしたこともありますが、「棚に置くものが無いよね」と主人と話し、諦めたほどです。どんな家族構成か、どんなライフスタイルなのかを考えてインテリアを決めることは大事です。

家事動線やお手入れのしやすさを考えているリビング

【ポイント3】毎日最低限の掃除「キッチンリセット」

「キッチンリセット」とは、使用後のキッチンをきれいな状態に戻すという考え方。Instagramでは「#キッチンリセット」「#リセット部」などといったハッシュタグを付けて掃除後の写真を投稿されている方がたくさんいらっしゃいます。これも「丁寧な暮らし」を習慣付けるための一つ。

大掃除ではなく、夕食後にガスコンロ周りを掃除するなど毎日最低限の掃除で構いません。油も温かいうちに拭けば汚れも落ちやすいんです。1カ月後も快適に過ごすためにコツコツ毎日やることは大切。私も朝は忙しく、洗い物をしないで出掛けてしまって、帰宅したらシンクに洗っていない食器があったりすると「朝片付ければ良かった」と罪悪感を持ったことがありました。だから、コツコツやる。きれいに保つことが習慣になると、家が癒しの場所になります。

すぐ使えるように掃除アイテムもシンク下に収納

「こだわり」よりも「効率性」を重視する

私はおおざっぱな性格なので、あまりインテリアの種類にこだわりません。それよりも、効率の良さを重視しています。主人とは起床時間が異なるので、クローゼットの音が睡眠の妨げになるのは良くないと思い、寝る部屋を別々にしています。睡眠の質を上げるためにも、睡眠に不必要なものは置かないようにしています。インテリアにこだわりがないといっても、淡い色、特に白やブルーがかった紫などが好きなので、挿し色としてベッドカバーやお花に取り入れています。

睡眠の質を上げるために、余計なものを置いていない寝室

Instagramでは、整理収納アドバイザーとして得た知識を軸に収納のコツを発信するようになり、フォロワーさんから自宅の食器棚やゴミ箱の大きさをどうすべきかなど相談を受けるようになりました。でも、唯一の正解というものはないんです。その方の家族構成やライフスタイルによって違うので。たとえば、24時間ゴミ出しできるマンションなら大きなゴミ箱は必要ない、などです。家族構成、ライフスタイルが見えてくれば収納の方法も見えてきます。むしろ、これを機会に家族で話し合ってみるといいかもしれませんね。

好きな色は花やクッションで挿し色として取り入れている

「丁寧な暮らし」を目指してお部屋づくりを始めたのは、主人の仕事が多忙になり、妻としてどう彼を支えるか、自分もどう生きたいかを考えたことがきっかけです。ライフスタイルに合った快適な空間で暮らすのがイチバンです。

naomiさんのInstagramアカウントはこちら:@pote.pote.pote