みんなの住まい

マンションに世界とつながる壁が出現?

もしも住まいの中に、外の世界とつながった空間があったら……。そんな夢に向けてチャレンジするワークショップが、先日都内で開催されました。

子供たちが出会う、新感覚のコミュニケーション

品川区にあるマンションの共用ラウンジに突如現れたのは、壁全面を覆う巨大なスクリーンとカメラ。一体どんなことが始まるのでしょうか? マンションに住んでいる子供たちが招待され、何が始まるのかワクワク待ち構えています。

そして時を同じくして、東京都中央区のイベント会場にも同じようにスクリーンとカメラが設置され、子供たちが集められていました。このワークショップでは、この二つの会場をビデオ通信システムでつないで、色々なことにチャレンジしてみよう! という試みを行ったのです。

壁に映像が映し出されたとたん、各会場の子供たちからは大きな歓声が上がりました。“スクリーンの先の世界”にいる子供たちと、あたかも同じ空間にいるかのような感覚になったからです。探し物競争やクイズ、二か所の会場をまたぐ集合写真を撮って、この摩訶不思議な体験を楽しみました。床から天井までのスクリーンに等身大で相手が映し出されることで、新しい感覚のコミュニケーションが生まれたのです。

このワークショップは、三井不動産レジデンシャルと、新しい学びのクリエイティブ集団・ハバタクがタッグを組んで行ったもの。

住まいの中に新たな学びの場を

「マンションという住空間の中に、外の世界とつながる壁を作ることで、子供たち同士の新しいコミュニケーションが自然に生まれる場所を創出したいと考えました。今回は東京都内でのトライアルでしたが、将来的には日本全国、海外、大自然とつながる環境を作っていきたいですね」と語るのは、ハバタクの長井 悠さん。

学校や習い事の領域に止まらない、新しい学びの場を住まいの中にもたらすことが、今回開催されたワークショップの狙いでした。

これまで、私たちの住まいはセキュリティやプライバシー性を高めることで、快適性を確保してきました。でも、ちょっと先の未来では、ITを活用することで快適性はそのままに、新たなコミュニケーションと学びが生まれる住まいに進化できるかもしれません。

このような、実験的ワークショップがもっと各地で増えていくと面白いですね!