みんなの住まい

「ここで産みたい!」と思えるのはどこ? 都内の子育てサポート制度を大調査! [助成金編]

「子どもは二人欲しい」「やっぱり大家族に憧れる!」など、みなさんの理想の家族構成はどんなものですか?昨今少子化問題が叫ばれていますが、経済的な不安や待機児童問題など、これから出産や子育てを考えている若い世代が抱える悩みは様々です。そんな子育て世代の負担を軽減すべく、各自治体は独自のサポート制度を用意しています。
今回は都内でも特徴的な子育て支援がある区をいくつかピックアップ。出産前と出産後のタイミングに分けてご紹介します。

出産前

まずは、出産前に受けられるサービスについてです。出産前は検診やマタニティ用品の準備など、意外と費用がかさむもの。支援制度をうまく利用して、少しでも経済的な負担を軽くしたいですよね。実際、出産前に受けられる支援にはどのようなものがあるのでしょうか?

出産の時だけ「里帰り」も安心。渋谷区・板橋区の「里帰り等妊婦健康診査助成金」

妊娠後の定期的な妊婦検診について、厚生労働省では「安全な出産のため計14回程度の受診が望ましい」と推奨しています。しかしながらその費用は合計すると10〜15万円ほどになってしまいます。そこで東京23区では、妊娠すると14回分の検診が受けられる「妊婦健康診査受診票」が母子手帳と一緒に交付されます。

また、現住所は都内だけれど実家は東京以外の場所にあり、実家へ帰って産みたい、という方も多いのではないでしょうか。そんな時に嬉しいのが渋谷区や板橋区で実施されている「里帰り等妊婦健康診査助成金」です。都内契約医療機関以外(都外医療機関又は助産所等)で妊婦健康診査を受診したために、妊婦健康診査受診票が使用できず、自費で支払った費用の一部が助成されます。

子どもを持ちたい家庭を応援!港区の不妊治療費助成金

晩婚化や高齢出産の割合も増え、子どもを持ちたいけれどなかなか授かることができないという方も多い昨今ですが、港区では特定不妊治療費(体外受精・顕微授精)の助成を受けられます。1年度あたり30万円まで受けとれ、通算5年で150万円まで所得制限なしで助成を受けられるこの制度は、他地区の2〜3倍にあたり23区内1位の額です。この制度を利用すれば、経済的な理由で治療の道を諦めなくてもいいかもしれません。

安心して出産できる!渋谷区の「出産助成金」

渋谷区には、出産時の経済的な負担を軽くし、安心して出産できるようにという思いから誕生した「ハッピーマザー出産助成金」という制度があります。1人の出産につき、最高10万円*というまとまった金額が給付されるこの制度は渋谷区独自の補助となっています。

*ただし、加入している健康保険から付加給付が支給される場合は、その額を控除した金額が支給されます。

出産後

次に、出産後に受けられる支援について調べてみました。

毎月1万3,000円! 江戸川区の「乳児養育手当」

江戸川区には満1歳未満の乳児がいる家庭に月額1万3,000円が支給される「乳児養育手当」があります。赤ちゃんにとって一番大切な時期に保育に専念してもらいたいとの思いからできた支援制度です。最大12か月と期間は短めですが、何かと出費がかさむ産後に少額でも毎月支給されるのはありがたいですよね。そのほかにも江戸川区には私立幼稚園への入園料補助金が最大8万円、保育料補助金が月額最高2万6,000円*を受けられるなど、複数のサポートが用意されています。

*3歳以上の園児が対象で、卒園まで補助が受けられます。

子だくさんファミリーに嬉しい! 練馬区の「第3子誕生祝金」

練馬区には、子だくさんファミリーを支援するために「第3子誕生祝金」があります。3人目以降に産まれた子ども一人につき、20万円が支給されます。3人目以降は人数の制限もありません。また、未就学児が3人以上いる場合、3人目からは認可保育所の保育料も免除になるのだそう。大家族に憧れる方は必見です。

すでに第一子を産んでいる方でも、「そんな制度の存在自体を知らなかった!」という方も多いのではないでしょうか。上手に利用すれば、経済的な不安が解消されたり、第2子、第3子出産の後押しになりますよね。今回取り上げたのはほんの一部です。出産前後に住まい探しを行う方は、自分たちの暮らしで求めるサポートはどの地域にあるのか、ぜひいろいろな地域で比較してみてください。

*各助成金等の申請や受け取りには条件があります。詳しくは各区役所へお問い合わせください。

人気記事