みんなの住まい

奥行きのあるご夫婦共有クローゼット活用法-住まいの数だけ暮らしがある-特別篇

「三井の住まい」に暮らす方のご自宅にお邪魔して、心地いいお部屋づくりのポイントなどを教えてもらう“住まいの数だけ暮らしがある”シリーズ。今回は暮らしのアドバイザーが住まいのお困りごとを解決する「特別篇」です!

”予約のとれない整理収納アドバイザー”中山真由美さんがご自宅へお伺いし、キッチンやクローゼットなど収納でお困りの場所をお片付けサービスでキレイに変身させます。

中山 真由美
整理収納アドバイザー
整理収納事業を展開するインブルーム株式会社取締役で、ESSEの収納審査員を務めるなどメディアでも広く活躍中のカリスマ整理収納アドバイザー。「幸せを呼ぶ『ゆる』片づけ習慣」や「50歳からのリセット整理術」など著書も多数。


帽子やベルト、手紙はどうしたらいいですか

神奈川県川崎市在住 カニさん 30代
家族構成:ご夫婦とお子様の四人暮らし

主寝室のクローゼットは奥行きが深く収納量はあるのですが、帽子やベルトなど小物類が取り出しにくかったり、すぐに探せなかったりで、ついつい一番手前のものだけを使ってしまいます。また手紙や年賀状などはいつまで保管しておいたらよいのかわからず、たまっていくばかりです。奥行きのある収納の使い方を教えてください。


本日のお片付け場所:奥まで活用できないクローゼット

カニさんのお宅では押入れサイズの奥行きがある主寝室の共有クローゼット(左が奥様、右がご主人)を片付けます。ほかにもチェストや収納付ベッドを置き、収納量をご自身で増やしているのに活用できていません。

お片づけの基本、4つの簡単STEP♪

STEP1 整理収納のレベルを診断しましょう

簡単なチェックシートでカニさんのお片付けレベルを診断しつつ、詳しくお悩みをお伺いします。


ポイント①

ご主人が整理も収納も不得手な反面、奥様はご自身が好きなもの以外は簡単に手離せるタイプ。ご夫婦でタイプが違う場合は得意な方が苦手な方の分をカバーし、トータルで物量を調整するとバランスが良くなります。

STEP2 全部出してみましょう

要・不要に拘わらず全てのモノを出します。奥様の衣類が多いのは世の常。ご主人のモノは子ども部屋にも進出中。


ポイント②

こんな洋服あったかしら・・・という発見もよくあります。改めて種類ごとに並べてみると似たような色や形の洋服が多いことも自覚できますね。また衣装ケースも劣化してくるので定期的にチェックすると良いですね。

STEP3 要・不要で仕分けましょう

衣類は「よく着る・たまに着る・捨てる」のほかリサイクルショップなどで「売る」選択肢も加えましょう。


ポイント③

「高かったから」「いつか着るかも」は、ほぼ「もう着ない」です。思いきって今の自分に合うものをだけを残し、必要になったら再購入を考えましょう。また年賀状は2年分、手紙は箱一つ分と決め毎年更新しましょう。

STEP4正しく収納しましょう

残すモノは収納する場所とサイズに合った衣装ケースや袋を使い、たたむ、吊るす、置くに分けて収納します。


ポイント④

奥行きの深いクローゼットは上・中・下段のほか、手前と奥にも分けて何を収納するか考えることがポイントです。Tシャツなどはたたんで衣装ケースに、布団は圧縮袋よりソフトケースに小さく詰めるのがおすすめです。

お片付け完了:上下棚、手前、奥まですべて活用!

ご夫婦のバランスはそのままに、上段は軽くて使用頻度の低いモノ。中段は吊るす洋服。下段はたたむ衣類と小物を。また奥の棚には頻度の低い旅行用品や冠婚葬祭グッズなどをカゴにまとめて、全空間を活用しました。

ハンガー

before:どんどん増えるクリーニング帰りのハンガーは色も形もバラバラ
after:丈夫な木製ハンガーで色も形も統一すれば美しく型崩れも防げます

衣装ケース

before:奥行きに合わない浅い衣装ケースでは手前にモノを置いてしまう
after:衣装ケースの深さを合わせ、Tシャツ類もすっきりたたんで美しく

奥の棚

before:奥の薄い棚に重いケースを乗せたため棚が反ってしまうほどに
after:冠婚葬祭用品や普段使わない時計などをカゴに小分けして収納

収納のワザ

ベルトなど小物はクローゼット下段に置いた衣装ケースの中を細かく仕切り、定位置を作ります。


同サイズのソフトケースを前後に置き、それぞれに夏冬物を入れておれば、衣替えはケースを入れ替えるだけで完了。


二人で同じ目的を持って片付けることが大切

カニさんのお宅では、整理が得意な奥様がご自身の物量を減らし共有荷物を奥様ゾーンへ移しました。これはご主人ゾーンにできた収納のデッドゾーンを敢えて残し、ご主人がなかなか手離せない思い出の品を収納するスペースを生み出すための策。整理収納に対するお二人のタイプが違い、それぞれのお悩みは別々でしたが「収納をなんとかしたい」という同じ目的を持って取り組まれたことで、ご夫婦の物量バランスではなく「トータルでうまく収める」ということに成功されました。これからの収納は学ぶ時代。今日の覚えた収納方法を次に見直すときに役立てていただきたいと思います。


【訪問を終えて】予想以上の仕上がりに感激しました

これまでも自分で整理していましたし、きちんと収納していたつもりでしたが、ここまでキレイになるとは思っていませんでした。これで子ども部屋にあった夫のスポーツウエアもクローゼットに持ってこられます。帽子やベルトなどの小物も今まで一番手前のものしか使えなかったのですが、取り出しやすくなりとても嬉しいです。お片付けサービスの利用は、美しくない部分をお見せするのが申し訳ないと思っていましたし、自分で申し込むには少々高い気がしていましたが、こんなに変わるのを見てしまうと次も頼みたくなりますね。


私たちの作業を終始お手伝いしてくれたお嬢様が「私のところはいつ片付けてくれるの?」と楽しそうに笑ってくれたのを見て、お子様の笑顔があればお片付け作業も楽しいものになるのだなと改めて思った週末でした。【インタビュアー】松田真理子

住まいの先輩の暮らし方を見て、「自分ならこんな住まいにしたい!」と少しだけイメージがわいてきたのではないでしょうか。

みなさんもこだわりの暮らしが叶う、一生ものの住まい探しをしてみませんか。

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