みんなの住まい

夏休み【自由研究】テーマが見つかる横浜のミュージアム5選

いよいよ楽しい夏休み。でも毎年のように、「子どもの自由研究はどうしよう……」と悩む時期でもあるかもしれません。そんなときは、横浜に出かけてみませんか? きっとヒントが見つかると思います。お子さんも宿題を楽しみながら取り組めるように、今回は親子で行きたい横浜エリアの自由研究に役立つスポットをご紹介します。

横浜港の歴史や船のしくみについて学ぶ。「日本丸メモリアルパーク」

帆船日本丸は、1930年に船員を目指す実習生の訓練などのために建造された大型帆船です。「日本丸メモリアルパーク」は、「帆船日本丸」と「横浜みなと博物館」からなり、日本丸を通してその歴史や技術、また横浜港の役割や文化などを学べる施設となっています。

今年国の重要文化財となる帆船日本丸は、可能な限り現役当時のまま保存してあり、貴重な船内を見学できます。「帆船日本丸・横浜みなと博物館」では、夏休みの体験教室を開催中。シーカヤック親子体験教室のほか、「船と港の夏休み自由研究」(※)と題して博物館の学芸員さんやボランティアの方に「横浜の歴史・貿易」か「牛乳パックの船の工作」を教わるプログラムも。自分たちだけで調べるよりも、本格的な研究ができそうですね。子ども達に毎年人気のプログラムは当日博物館に来館して直接参加ができますよ。

※8月11日(金・祝)~20日(日)
月曜日休館日。詳細はHPをご覧ください。

食文化の発展を学ぶ。創造力を豊かに育てる。「カップヌードルミュージアム(安藤百福発明記念館)」

今や世界食となった日本で産まれたインスタントラーメン。カップヌードルミュージアムは、その誕生のきっかけや歴史を学べる体験型食育ミュージアムです。日清食品の創業者である、安藤百福氏が抱いていた「子どもたちに発明・発見の大切さを伝えたい」との思いが受け継がれたこのミュージアム。2011年9月のオープン以来、国内や海外から、大人から子どもまで、毎年100万人を超える方が訪れる人気スポットです。

世界でひとつだけのオリジナル「カップヌードル」が作れる「マイカップヌードルファクトリー」(1食300円、要「整理券」または「利用券」)や、世界初のインスタントラーメン「チキンラーメン」が世界的な食文化へと発展していく様子をユニークな展示で表現した「インスタントラーメンヒストリーキューブ」など、子どもにも身近な食料品であるインスタントラーメンを通じて、発明・発見の楽しさや大切さを体感できます。

※詳細はHPをご覧ください。

シルクを通じて貿易や文化を学ぶ。機織り、まゆからの糸繰りを体験できる「シルク博物館」

1959年、横浜港開港100年を記念して開館したのが、「シルク博物館」です。横浜開港から昭和初期までは貿易の輸出品の多くが生糸で、国内から生糸が貿易港である横浜に集まっていました。シルクに関する歴史を辿りながら、絹服飾の鑑賞ができるこちらの博物館では、ワークショップも多数あり、夏休みは小学生を対象に「かいこ教室」を開催。「かいこ教室(Ⅰ期)」(※)では、かいこの成長や種類、まゆや生糸、シルクなどの特徴が学べ、ペンギンのまゆ人形作りなども体験できます。「可愛がっていたかいこがまゆを作った」と、かいこに興味を持って来館する小学生も多いのだとか。シルクを扱った施設は世界的にも稀なので、かいこやシルクを身近に感じられる貴重な経験となりますね。

※詳細はHPをご覧ください。

鉄道模型への情熱を学ぶ。鉄道発祥地“横浜”で鉄道・ものづくりの楽しさを発信する「原鉄道模型博物館」

鉄道模型の製作や収集家として名高い原信太郎氏のコレクションを展示しているのが、「原鉄道模型博物館」です。原氏が生涯をかけて製作し、集めた鉄道模型の一部がお披露目されています。中でも必見なのは、本物の鉄道を忠実に再現することにこだわったジオラマ模型。

このジオラマは、見るだけでなく運転もできます。本物の運転台を使って鉄道模型を動かす「動鉄実習(うごてつじっしゅう)」は、原鉄道模型博物館だけでしか体験できない臨場感が楽しめ、大変な人気なのだとか。

世界最大級の面積を誇る「いちばんテツモパーク(約310m2)」では、ヨーロッパをイメージして作られた街を本物の鉄道が走るようなリアルで美しい光景が楽しめ、世界各国の鉄道模型が走行する姿を同じレイアウトでご覧いただけます。

また、自由研究にオススメなのがワークショップイベント「立版古(たてばんこ)をつくろう!」です。原鉄道模型博物館のオリジナル台紙に好きな色を塗り、切って組み立てるというもの。鉄道好きの子ども達にぴったりですね。

精巧に作られた鉄道模型に驚き、生涯をかけて鉄道に情熱を注いだ原信太郎氏の探求心を体感。ものづくりの楽しさと可能性を親子で感じられる博物館です。

大自然と生き物を学ぶ。臨場感あふれる体験ができる「オービィ横浜」

「人類が初めて体験する地球」をコンセプトとして、自然界の素晴らしさを称えるために生まれたエンタテインメント型ミュージアムが「Orbi~オービィ~」です。高い技術力とアイデアを誇る「セガ」と地球上の自然の姿を世界一の規模と伝統による映像力で捉えてきた「BBC Earth」の共同プロジェクトにより、迫力あるアクティビティが実現しました。「エキシビション」では、映像だけではなく、音や振動、匂いなどの演出によって、大自然を身体でリアルに感じられます。また、動物が展示されている「アニマルスタジオ」では、一部の動物に触れ合いながら生態を学べますよ。この夏は、子どもたちに人気の職業体験プログラムなど、遊びと学びのイベントプログラムを開催中。「ぬりぬりあにまるワークショップ」(※)では、白色の陶器で作られた動物にポスカで好きな色を塗って動物を完成させます。良く知っている動物をどのように塗るか……は子ども達の想像力次第。遊びと学びを通して、自然や動物への興味を広げるきっかけとなるかもしれません。

※7月15日から毎日開催(7月18日~20日、8月3日~6日を除く)予約不要、体験費用600円が必要です。別途入館料がかかります。

みなとみらいエリアには個性豊かなミュージアムがそろい、子どもたちが主体的に学びを深めていけるような環境が整っているのですね。どの博物館も年間を通じてワクワクするようなイベントが沢山。横浜にお出かけの際には、是非足を運んでみてはいかがでしょうか。