みんなの住まい

新築物件続々登場の秋! マンション購入後の流れとポイントをチェック

秋は会社の転勤や結婚などをきっかけに住まい探しをする人が増えますが、実は新築物件が続々と登場する時期でもあるんです。しかし、いざマイホームの購入を決めてもどんな流れで契約が進んでいくのか、何が必要なのかわからないという方も多いのでは? そこで今回は、マンションの購入から契約、引き渡しまでの流れを、ポイントを押さえながらわかりやすくご紹介します。

TOP画像/ザ・タワー横浜北仲

はじめに

物件購入の前に、まずはモデルルームへ。気になる物件があれば、迷わず見学へ行きましょう。「みんなの住まい」では以前、モデルルームに行く前に準備しておきたいことや、見学のポイントをお伝えしました。

モデルルームに行く前に! 知っておきたい見学のコツ」も参考にしてみてくださいね。

物件が決まったら、契約手続きへ!

購入の申し込み、重要事項説明

物件が決まったら、正式な購入申し込みがスタート。まずは名義と資金額を確定し、重要事項説明を受けます。重要事項説明とは、法律によって契約前に不動産会社が購入者に対して説明しなければならない事項として定められたもの。「重要事項説明書」が渡され、宅地建物取引主任者によって「物件」と「売買契約」についての細かい説明が行われます。「重要事項説明書」には、普段聞き慣れない不動産や法律の専門用語が並ぶため、一度で理解するのは難しいことも。少しでも疑問に思ったことは聞き流さず、メモしておきましょう。

<Check!>

重要事項説明が売買契約の直前になる場合は、必ず事前に書類のコピーを受け取りよく読んでおきましょう。「あの時聞いておけばよかった……」と後悔したり、後々にトラブルになることを防ぐためにも、不明に思った点をきちんと確認し納得してから売買契約に進むことが大切です。

契約の締結

重要事項説明を理解し、きちんと納得できたらいよいよ契約です。契約時には、買主から不動産会社に「手付金」を支払います。手付金は契約成立の証拠となるお金。買主の都合で契約を解除する場合は、手付金は戻ってきません。場合によっては違約金も請求されることもあるので注意が必要です。

契約書の内容は、重要事項説明書と重複する部分も多いですが、購入額や支払い方法、登記関連、契約解除についてなど、しっかりと内容を突き合わせて確認することが大切です。確認が終わり不動産会社と買主が契約書に署名捺印をしたら、契約締結となります。

<Check!>

手付金は購入額の10%が目安となり大きな額になる場合が多いため、定期預金の解約や株の売却などが必要な場合は早めに準備をしておくと安心です。

住宅ローン本申し込み

契約を締結したら速やかにローン借り入れの準備をします。そのため、住宅ローンの準備は住宅購入の検討と同時に進めていくことがポイント。よくわからない方は、不動産会社の担当者に聞いてみるのもおすすめです。ファイナンシャルプランナーや住宅ローンアドバイザーの資格を持っている人も多く相談に乗ってもらえる上、不動産会社の提携ローンなら金利引き下げが受けられるなどお得になるケースも。ローンを申し込むと事前審査が行われた後、正式な承認と融資条件が決まります。

<Check!>

本審査の申し込み時には、申込書のほかに住民票などの本人確認書類や健康保険証、印鑑証明などが必要となるので、事前に担当者に確認しておきましょう。

入居手続会・内覧会が済んだら、いよいよ引き渡し!

入居手続会

引越しが近づくと「入居手続会」(※)が開催されます。ここでは引き渡し日の確認のほか、住宅ローンの契約(金銭消費賃借契約)や登記手続き、駐車場の案内や引越しの日程調整などが行われます。新築物件の場合は入居予定者が一斉に引越しすると混乱を招くことがあるため、「入居手続会」で事前に引越し日時を調整します。そのほかにも火災保険や地震保険、生命保険の案内があることも。入居後の生活に影響してくる内容の説明もある大切なイベントなので、忘れずに出席しましょう。

(※)入居手続会開催の有無は物件により異なります。

建物内覧会

建物が完成したら行われるのが「建物内覧会」。引き渡し前に購入住宅に立ち入ることができる唯一のチャンスです。念願のマイホームとのうれしい初対面ですが、ここは落ち着いて購入した住戸をくまなくチェックしましょう。主なチェックポイントは3つあります。

Point1:住戸が契約図面通りに仕上がっているか
部屋の広さ、天井の高さ、収納の有無など契約時に受け取った図面の通りに造られているかしっかりと確認します。

Point2: 住戸に不具合がないか
ペンキなどの汚れやサッシ枠やガラスの傷、へこみなど内装材の細かい部分まで確認します。また水が溜まっていないか、配管類はきちんと配置されているか、水回りがかび臭くないかも確認しましょう。

Point3:家具の購入に備えお部屋の寸法をチェック
内覧後は引き渡しまで室内に入れない場合もあるため、家具や家電、カーテンの位置など寸法を測っておくと便利です。「リビングにはどんなソファを置こうか」「寝室のカーテンの色はどんな色にしよう」など、家族全員でイメージを膨らませれば、理想のお部屋づくりの第一歩に。図面やチェック用の用紙など、基本的なものは不動産会社が用意してくれていることが多いですが、メジャーやデジカメは持参することをおすすめします。

<Check!>

内覧会で気になる点を見つけたら、細かいことでもはっきりと伝えて説明してもらい、その答えをメモしておくこと。万が一修繕対応になった場合は、修繕が終わった時点で再度確認することになります。

残金決済、引き渡し

待ちに待ったマイホームの引き渡し! 高鳴る気持ちを押さえて、最後まで気を抜かずに手続きを進めましょう。残金決済とは、手付金以外の頭金と、諸費用分の現金を支払うこと。指定された期日までに売り主に支払います。残金決済の期日は契約時に決められるので、住宅ローンが実行される際に残金決済まで行われるよう早めに金融機関に頼んでおく必要があります。

<Check!>

住宅ローンの金利は、申込時ではなくローン実行日に設定されているため、購入前に建てた資金計画から毎月の返済額が変わっている可能性も。しっかり確認しておくといいでしょう。

残金の入金確認が取れたら、いよいよ引き渡しです。新居の鍵を受け取り、夢のマイホームでの暮らしが始まります。引き渡し時には、内覧会で指摘したポイントがクリアになっているかを最終確認しましょう。また給湯器やトイレ、食洗器など住設備の使い方も丁寧に教えてくれるので、使用法がわからないものは聞いておくと安心ですね。

ポイントを押さえて、快適なマイホーム生活を

今回ご紹介した内容のほかにも、引越し業者の手配や電気やガス、インターネット回線の申し込み、アフターサービス窓口など、入居時に必要となるものは事前にチェックしておくことが大切です。

いかがでしたか?
購入の申し込みから契約、内覧会、引き渡しまで、住宅購入の流れとポイントをしっかりと把握し、快適な新生活をスタートしてくださいね。