みんなの住まい

子育てにあったらうれしいヒト・コト・モノが揃った「石神井公園エリア」の魅力

子育て中のファミリーが引越しするとき、その地域のコミュニティになじめるかも気になるところではないでしょうか。通勤しやすい場所にありながら、閑静な住宅街が広がる「石神井公園」エリアには、地域と一緒に子育てしていける環境がありました。今回は、このエリアの子育て世帯にうれしい施設や制度を紹介します。

ママ友づくりの場が豊富

子育てに不安はつきもの。そんなとき、相談できる人やママ友がいると心強いですね。石神井公園駅から徒歩5分ほどのところにある「子育てのひろば すまいる石神井」は、子育て世帯のパパ・ママ向けのコミュニケーション広場です。利用登録をすれば、無料で誰でも利用可能。また生後4ヶ月から3歳までの児童を対象に、一時預かりを行う「スマイルサポート」(有料。0歳児:1時間 1,300円、以降30分毎650円 1~3歳児:1時間1,000円、以降30分毎500円)のほか、様々な育児相談なども受けています。保育士の資格を持つスタッフが常駐しているため、用事を済ませたい時や、リフレッシュしたい時の預け先として安心して利用できます。

同施設を運営する「社会福祉法人 未来こどもランド」は、区立保育園が民間委託される際、その受託先として保護者や地域の方が立ち上げたNPO組織からスタートしました。地域に密着した子育て支援法人として、「学童保育」「放課後等デイサービス」など、各世代の子どもたちへ様々な取組みをされています。子どもの成長に合わせ、相談できる場所が沢山あるのはありがたいですね。

昨年度には、石神井公園のボート池のすぐ目の前に、みんなのカフェ「すまいる・VIVIFY」がオープン。ここでは地域住民の方が趣味の作品展示やサークル活動を行えるほか、ボランティアによる楽器・演奏会など、子どもから大人まで一緒に楽しめるイベントも開催されます。隣のパン屋さんとケーキ屋さんの商品を持ち込みできるというのも魅力です。
スタッフの方によると、「地域のみんなが生き生きと笑顔になってくれる場所になり、多くの方が集うコミュニケーションスペースとして活用していただけたらうれしく思います」とのことでした。

30年以上続く大イベント「練馬こどもまつり」

毎年5月に、石神井公園と光が丘公園で開催される「練馬こどもまつり」は、2017年に第35回目を迎えました。当日は約5万人もが来場するほど、地域でも評判のイベントとなっています。

会場のステージでは、子どもたちのダンスや合唱などが披露されるほか、木工教室やオリエンテーリングなど、公園の中で子どもたちが風を感じながら、普段できない遊びを無料で体験できます。親が子どもの頃にやっていた遊びを親子で体験したり、いろいろなコーナーの係の人と話したりすることで、普段とは違う交流や子どもの成長が見られるそうです。
練馬区子育て支援課の職員さんは「毎年、楽しみにしている子どもたちのためにと住民団体の皆様や地域の方々の協力があってここまで続けることができています」とのこと。中には子どもの頃にこのイベントに参加して、今は親として参加してくれる保護者の方もいるのだとか。

「幅広い年齢の子どもたちが楽しめるので、これからも続けていってほしい」と来場者の声があると共に、「楽しそうに遊ぶ子どもたちから元気をもらっている」という運営スタッフの声もあり、双方ともリピーターが多いことも特徴のようです。

こどもまつりは家族や子ども同士の交流と、児童館などの児童厚生施設と子育てサークルやNPO法人などの住民団体の交流を目的として始まりました。地域住民のコミュニティが充実していて、フレンドリーな空気の中楽しめる地域のイベントがあるのも、この街の魅力の一つなのではないでしょうか。

教育環境が整っており選択肢が多い。エコスクールパイロットモデル校も

石神井地区には、区立保育園が16か所、私立保育園が24施設・26か所と、認可保育園が充実しています。区のホームページからは、入園受付月の空き状況も確認できるので大変便利です。また区立幼稚園は3か所、私立幼稚園は39か所、こども園は16か所あり、それぞれの家庭の状況に合わせて選択することができそうですね。

石神井公園エリアの小学校のうち、練馬区立光和小学校は2014年度に文部科学省エコスクール・プラスとして認定された学校です。エコスクール・プラスとして認定された学校では、環境に配慮した取組が行われるというもので、同校の屋上には太陽光発電、風力発電装置、太陽熱利用装置を設置。子ども達は社会科や理科、総合学習として「エコ」について考える時間を設けたり、実際に屋上に上がって発電装置を見たりして学べます。

さらに同校は、2017年4月には「練馬区学校 ICT環境整備計画」のICT機器活用モデル校としても選出。この秋から順次、電子黒板や教員用タブレット端末などが導入され、デジタル教材の画像や動画を活用した授業が始まっています。

出産前から子育てまで、手厚くユニークな助成金がある

子育てに対する支援がどういう内容かも、ファミリーには気になる点なのではないでしょうか。石神井公園駅がある練馬区には、14回の妊婦健康診査費用助成の他、ユニークな支援があります。

「子育てスタート応援券」は練馬区ならではの制度で、出産届けおよび転入届を提出すると、1歳未満の子どもがいる家庭に8枚支給されます。家庭にきて食事の支度や掃除などをしてくれる「育児支援ヘルパー事業」が1時間無料で利用できたり、助産師のケアや相談といった「練馬助産師実施事業」の費用のうち2,000円分が補助されたり、地域の援助会員に子どもを無料で預かってもらえる「ファミリーサポート事業」が利用できるなど、応援券1枚につき受けられるサポートは多様。
体力的に大変な産前産後、実家が遠方にあったり、近くに頼る人がいないママにとって心強いサポートですね。子どもが1歳6か月になる月の末日まで利用できるので、有効に使用しましょう。

また、3番目以降のお子さんが産まれたら「第3子誕生祝金」の申請をしましょう。第3子以降の出生した児童1人につき20万円が支給されます。支給対象について規定がありますので、詳細は問い合わせてみることをおすすめします。

お子さんが病気になった時も、健康保険に加入していれば中学3年生まで保険適用の自己負担分や入院時食事療養費標準負担額などの助成を受けることができます。子どもは病気やけがをする機会も多いので、安心してお子さんの健康を守ることができますね。

子育て世帯にとって暮らしにあったらうれしいモノ・コト・ヒトが揃った石神井公園エリア。困ったときに気軽に相談できる地域のあり方が、安心した暮らしを提供してくれそうです。