人生でいちばん、愛せる日々をつくろう。 LOVEがある。 だから、わたしは、三井に住んでいます。
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生まれ変わる湾岸エリア。「太陽のマルシェ」が育む地域コミュニティとは

生産者が自ら勝どきに出向き、育てた野菜や加工品を直売するイベント「太陽のマルシェ」。新しいモノとの出合いや生産者との交流が楽しめる場として人気を博しており、近年では様々なマルシェが開催されています。新たな休日の過ごし方としてお出かけスポットの一つになっている方も多いのではないでしょうか。

「マルシェ当日は、近隣住民の方同士で交流している様子や、生産者とお客さんが楽しそうに会話をしている姿を実際に目にすることができます。人と人が交流する場として地域に根づいていることが実感できる大切な場所になっていますね」

そう語るのは、開発が進む湾岸エリアの勝どきで毎月開催されている「太陽のマルシェ」の企画・運営を行なう三井不動産レジデンシャルの小原正士さん。

「何よりも、楽しそうに会話し、買い物したりご飯を食べたりしているお客さんの顔が見えたときに、やりがいを感じる」という小原さんに、マルシェの中でも長い歴史を持つ「太陽のマルシェ」を開催することになったきっかけや意義、その魅力についてお話を伺いました。

今回お話を伺った方:

三井不動産レジデンシャル株式会社 プロジェクト推進部プロジェクト推進室
小原正士さん

湾岸エリアのまちづくりを担当。太陽のマルシェをはじめ、地元住民と連携をとりながら地域の魅力アップに尽力している。

コミュニティを育てるためには勝どきに「名所」が必要だと考えた

「はじめはベイエリアのマンション開発ラッシュの流れがある中、勝どきエリアの活性化を目的とした取り組みのひとつとして『名所』を作りたいというアイデアからプロジェクトがスタートしました。今では、約2万人の来場者でにぎわう大イベントになっています」

ベイエリアの開発が進む中、勝どきエリアのイメージを一新し、新しい街として、人々が集まるコミュニティの場を作りたいという想いがきっかけだったそう。

開催当初は数多くのハードルがあったものの、勝どき西町会の人々とともにプロジェクトを発足させ実行委員会の設立に成功します。そして2013年9月、第一回「太陽のマルシェ」を開催するにいたりました。以来、毎月第2土曜と日曜の2日間、月島第二児童公園を会場として定期的に開催しているそうです。

初回からの出店数約100店舗を現在も維持しつつ、定期開催される都市型マルシェとしては、日本最大級の規模を誇る太陽のマルシェ。小原さんは「この規模で定期開催しているのが最大の特徴」と語ります。

「太陽のマルシェ」は開発が進む湾岸エリア・勝どきで毎月開催される

「一口に名所を作るといっても、人が集まり住民同士の交流の場として機能しなければコミュニティは形成されません。また当時、地元の方の声として『新旧住民の融合』を図りたい、というご要望もありました。ベイエリアのマンション開発が進んできている中で、新たに住み始めた住民と、勝どきに長年住んでいる住民、双方の交流を促進させ、根付かせるためにはイベントを『定期的』に開催する必要があると考えたのです。その点、定期開催と集客が見込めるマルシェという形式は、勝どきの名所としての役割を果たしてくれています」

また近年、防犯・防災などの観点から、地域住民同士のコミュニティの必要性が叫ばれています。とくに新しく開発された土地では、地元の方と新たに住み始めた住人の方が接点を持ちにくいことも。太陽のマルシェではイベントを通じてそうしたコミュニティの醸成を目指しているのです。

“マルシェ”が地域の交流を生むまで

最近では全国各地で開催されていますが、太陽のマルシェが始まった2013年は、“マルシェ”というイベントそのものの認知度があまり高くありませんでした。そうした背景もあり、開催までの道のりは時間を要したといいます。

「太陽のマルシェは、三井不動産レジデンシャルと勝どきの西町会の方々とともに、実行委員会を組成して運営しています。当初は、地元の商店街とマルシェが競合するかもしれないと懸念する声が上がり、企画は難航しました。しかし、マルシェの重要性に賛同してくださった町会長の熱心なサポートもあり、無事に開催することができたんです。太陽のマルシェが、今のように地域に根づくイベントに成長できたのも、地元のみなさんにご理解・ご協力いただいているおかげです」と小原さんは語ります。

地元商店の出店もあり、新たな発見をする消費者も

全国の生産者による出店はもちろん、太陽のマルシェには地元にあるお店も並び、人気店には長蛇の列ができることも。地域住民にとっては、近所のお店を知る場所としての役割も担っているそうです。

たくさんあるお店の中には長蛇の列ができる人気店も

近所づきあいが減り、人々が交流する機会も少なくなっている都心部。マルシェのように気軽にコミュニケーションが取れ、敷居が低く訪れやすい空間は、運営者、出店者、来場者それぞれにとって貴重な場所になっているようです。

地域に根ざしたイベントとして進化を続けるために

勝どき、晴海、豊海、月島、豊洲など、開発が進む湾岸エリアでは「WANGAN ACTION」と題して、さまざまなプロジェクトが行なわれています。太陽のマルシェは勝どきの名所であること以外にも、子どもの「食育」をテーマに掲げているイベントでもあります。

代表的な取り組みとしては、会場の一角に設けられた「太陽のキッズマルシェ」というコーナー。子どもたちが自ら、商品の販売や声がけの体験を通して、食の大切さを学ぶことができるプログラムを実施しています。太陽のマルシェは、子どもたちの「食・文化・教育」を担う役割も果たしているのです。

「太陽のマルシェ」では子どもたちが食・文化・教育について体験できる場にもなっている

ほかにも「ビアマルシェ」や「ナイトマルシェ」など、月ごとに旬のテーマを設けてイベントを盛り上げています。来場してくださる方々に、来るたび新たな発見や楽しみを提供するのも実行委員会の大切な仕事。

「近年、マルシェのイベントは全国各地で行なわれるようになり、他のマルシェとの差別化が課題になっています。そのため、新しいお店に出店していただくことや、新たなコーナーを設けるなど、何度訪れても楽しめる工夫は、これからも必要になりますね」

定期開催だからこそ何度訪れても楽しめるよう、各回とも工夫をしているそう

さまざまな仕掛けを考え、マルシェの開催に尽力しながらも「三井不動産レジデンシャルの太陽のマルシェ」ではなく、築地ブランドが世界共通言語となったように、世界に誇れる街「勝どき」として太陽のマルシェが湾岸エリアのアイコンとなることが最大の目標、と小原さんは強く語ります。

「もちろん、これからも地元の方と協力して魅力的なイベントを続けられるように努力していきます。また、今後も地元に根付いたイベントとして末永く開催できるように、持続可能な仕組みを考えることもディベロッパーとしての使命だと感じています」

マルシェの未来を真剣に語る口調からは、小原さんをはじめイベントに関わる人々の根底にある、勝どきへの愛が伝わってきました。そして最後に、小原さんは「百聞は一見にしかず。太陽のマルシェが提供する豊かな時間を体感してほしいです」と、笑顔で語ってくれました。

勝どきへの「LOVE」がたくさん詰まった太陽のマルシェ、ぜひ一度足を運んでみてください。